本日公開の映画「コード・ブルー」を通して、厚生労働省が救急医療の現場への理解を啓発しています

 厚生労働省HPから:リンクはこちら

世界的にみても、日本の医療供給体制は大変優れているのですが、それを支えているのは医療従事者の昼夜を問わない献身的な働きです。特に救急医療の現場は、大変過酷な労働環境となっています。急を要しない、軽症の患者さんが、救急車を呼んだり、夜間休日の救急医療を受診すると、本当に重症で緊急を要する患者さんの手当てが遅れ、助かる命が助からない、医療現場で働く人たちが過重労働となり健康に悪影響が出る、といった深刻なマイナス面があります。国民の医療と労働の双方を管轄する厚生労働省として、日本の医療制度と医療従事者を堅持するために、本日より公開される「コード・ブルー」劇場版を通して広く救急医療への理解を広めることが今回のコラボの趣旨となっています。

 

例えばお子様が夜間休日に受診を迷われるときは、小児救急電話相談(電話番号:#8000、20時~翌朝8時、365日)やウェブサイト『こどもの救急』(監修:日本小児科学会、リンクはこちら)の利用をまずはご検討ください。

 

もちろん、今年の夏は空前の猛暑により熱中症の危険が高くなっていますので、意識レベル低下やけいれんなど、緊急性が高いと判断された場合は、ちゅうちょなく119番通報し救急車を呼んでください。

 

枚方市香里ケ丘の小児科 保坂小児クリニック