2025-01-16 感染症情報:更新しました
今週の、「大阪府感染情報センター」の報告から(1/6~1/12)、北河内地区の定点医療機関から報告数の多い一般感染症(インフルエンザ・コロナ含まず)は以下の順でした。
①感染性胃腸炎 ②溶連菌感染症 ③RSウイルス感染症
正月明けて新学期が始まった週となり、一般感染症に関しては、動きは少ないです。
インフルエンザとコロナに関して、年末年始の影響を除くため、2週前の年末状況と比べると、インフルエンザは約⅓に減少(3051→1153人)し警報レベル(医療機関あたり30人)を下回りましたが、コロナは同水準です(203→186人)。大阪府全体でも、インフルは⅓に減少(20211→7528)、コロナは増加(1120→1137人)、でした。年末に過去最大の流行となったインフルエンザは既に減少し始めましたが、今後はコロナの流行に注意が必要です。
当院の状況は、今週1/13月~1/16木までで、インフルエンザA16人、感染性胃腸炎10人、溶連菌感染症5人、新型コロナ3人、でした。地域でもインフルエンザは一旦収束しつつあります。